トヨタ、BMW:燃料電池システムやスポーツカー開発などで正式契約

環境技術などで協力しているトヨタ 自動車と独BMWは24日、燃料電池(FC)システムやスポーツカーの ほか、リチウム空気電池技術の共同開発、軽量化技術の共同研究開発で 正式契約を締結したと発表した。

FCシステムでは、2020年を目標にFC車の普及拡大を目指し、基 本システム全般を共同開発する。スポーツカーでは、ミッドサイズの共 通プラットフォーム(車台)コンセプト決定のため、年内完了を目指し て事業化調査を開始する。また、強化樹脂など先端素材を活用したボデ ィー構造の軽量化技術や、エネルギー密度や燃費などでリチウム電池の 性能を凌駕するリチウム空気電池を共同開発する。

トヨタの豊田章男社長は発表文で、提携合意から約1年となり、 「ここからはいよいよ成果を出していくフェーズ」と指摘、「もっとい いクルマづくり」という共通目標に向かって切磋琢磨していきたいとコ メントした。

トヨタの内山田竹志副会長は名古屋の共同会見で、ハイブリッド車 と並びFC車も究極のエコカーとして期待していると強調した。トヨタ の伊原保守専務は、車の電動化も早い段階で両社のプロジェクトにした いと話した。BMWのヘルベルト・ディース上級副社長は、FC車の発 売時期は決定していないと語った。

一方、資本提携について、BMWのディース氏は「必要ないと考え ている」と述べ、トヨタの内山田副会長も「考えていない」と語った。

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