メモリーの収益性回復へ-マイクロンのエルピーダ買収で

米マイクロン・テクノロジーによる エルピーダメモリ買収と台湾勢の撤退により、パソコン(PC)用半導 体市場で最大手の韓国サムスン電子に挑むメーカーは黒字に転換する可 能性がある。アナリストがこのような見方を示した。

集邦科技(トレンドフォース)傘下の調査会社DRAMエクスチェ ンジによると、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出し メモリー)価格は昨年11月30日以来50%上昇。その前の6カ月間で は23%下げていた。

米国最大の半導体メモリーメーカーであるマイクロンは、サムスン 電子と韓国のSKハイニックスに対する競争力強化を図り、昨年7月、 エルピーダメモリを総額2000億円で買収することで合意した。この買収 が完了し、台湾メーカーが撤退すれば、メモリー市場の90%以上を大手 3社が支配することになる。

サンフォード・C・バーンスティーンのアナリスト、マーク・C・ ニューマン氏は、「ハイニックスとマイクロンは、現状の半導体価格で は若干の赤字となっていたが、今年末までには黒字となるだろう」と語 った。同氏はマイクロンとサムスンの投資判断を「アウトパフォー ム」、ハイニックスを「マーケットパフォーム」としている。

原題:Micron’s Elpida Takeover Seen Restoring PC Memory-Chip Profits(抜粋)

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