米国:ブルームバーグ消費者信頼感指数、約3カ月ぶり低水準

米国の消費者信頼感指数は20日終了 週、約3カ月ぶりの低水準に低下した。米経済に対する懸念が強まって いる。

24日発表された週間のブルームバーグ消費者信頼感指数はマイナ ス36.4と、前週のマイナス35.5から悪化。昨年10月前半以来の低水準に 下がった。同指数は昨年8月以降で最長となる3週連続の低下となっ た。

信頼感指数の悪化は、今年初めから給与税の税率が2ポイント引き 上げられることと時期的に一致しており、給与の手取り減少が消費者心 理に影響していることを示している。可処分所得の減少や信頼感の動揺 は、米経済の約7割を占める個人消費を鈍らせる可能性がある。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミス ト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「今回の景気拡大は賃金の回復が鈍い のが特徴で、そうした中で大半の国民が予想していなかった給与税増税 が年明けから適用されたことへの不満が、消費者信頼感指数に引き続き 表れている」と指摘した。

ブルームバーグの消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数は 景況感の指数のみが悪化。同指数はマイナス64.6(前週マイナス60.3) と、昨年10月以来の低水準に落ち込んだ。一方、消費環境の指数はマイ ナス42.8(前週マイナス43.3)、家計の指数はマイナス1.8(前週マイ ナス2.7)にそれぞれ改善した。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上の 消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調査を 基に算出される。同指数の範囲はマイナス100からプラス100。誤差率は プラス・マイナス3ポイント。

原題:Consumer Comfort Falls Amid Mounting Concern Over U.S. Economy(抜粋)

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