米アップル、大中華圏では67%増収-中国販売網の強化が寄与

米アップルは中国でのスマートフォ ン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の販売拠点を 倍以上に増やしたが、これが世界最大の携帯端末市場である大中華圏で の昨年10-12月(第1四半期)の67%増収に寄与した。

アップルは23日、10-12月期の決算を発表。ティム・クック最高経 営責任者(CEO)は同日の電話会議で、アイフォーンを販売する中国 の店舗数は同期に1万7000店に達し、1年前の7000店から増えたと述べ た。同社の決算資料によれば、大中華圏でのアップルの売上高は68 億3000万ドル(約6100億円)と、前年同期の40億8000万ドルから増加し た。アップルが決算で中国での業績を正式に公表するのは初めて。

コスト上昇と韓国のサムスン電子との競争激化で、アップルの10 -12月期の増益率は2003年以来の低水準にとどまった。売上高の伸び も14四半期ぶりの小ささとなったことから、中国での力強い業績が同社 には必要となっている。今月訪中した同CEOは、ここ1年間で中国で の直営店を6店舗から11店舗に増やしたと説明した。

クックCEOによれば、大中華圏のアイフォーン販売は10-12月期 に倍以上に増えた。大中華圏は他の地域と比べ倍以上のペースで伸びて おり、アップルにとっては米州と欧州に次ぐ3番目に大きな市場だとい う。中国本土に香港と台湾を加えた大中華圏は売上高全体の13%を占 め、前年同期の8.8%からその割合が高まった。アップルの10-12月期 売上高は545億ドル。

同社はこれまで決算発表で中国をアジア太平洋地域の一部として扱 ってきた。ピーター・オッペンハイマー最高財務責任者(CFO)は、 「事業全体への非常に重要な貢献を踏まえ、大中華圏を業務上の新たな セグメントにした」と語った。

原題:Apple China Revenue Jumps 67% as Sales Outlets More Than Double(抜粋)

--取材協力:Adam Satariano.

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