香港IPOでまた新たな中国人富豪が誕生-恵生工程の華氏

化学工場向けのエンジニアリングな どを手掛ける中国企業、恵生工程技術服務が香港で先月実施した新規株 式公開(IPO)に伴い、同社を創業した華邦嵩氏の資産が10億米ドル (約890億円)を突破した。

上海を本拠とする恵生工程は昨年12月に6億株を公開し、差し引 き12億香港ドル(約138億円)を集めた。同社は先週、投資家需要の超 過に対応したオーバーアロットメントを通じさらに6440万株を公開し た。

目論見書によれば、華氏(47)は夫人と合わせて31億余りの恵生工 程株を保有している。持ち株比率は79%に上り、ブルームバーグがまと めたデータによれば、その価値は12億米ドル。華氏が国際的な富豪ラン キングに登場したことはこれまでない。

江蘇省興化市の金属スクリーン工場でセールスマンをしていた華氏 は、石油化学機械などを製造する会社を設立。1997年に恵生工程を創業 した。同社は化学工場や製油所向けにコンサルティングやエンジニアリ ング、建設などのサービスを提供している。目論見書に記載された2011 年の売上高は1.2%増の50億4000万元(約720億円)。

恵生工程は、中国石油天然ガス集団(CNPC)や中国石油化工集 団、英・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェル、ドイツのBASFな どを顧客としており、中国と香港、サウジアラビア、米国で従業員3000 人余りを抱えている。

原題:New China Billionaire Unveiled as Wison Engineering Sells Shares(抜粋)

--取材協力:Shin Pei.

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