ゴールドマン勝訴、失敗したドラゴン売却のアドバイザー役で

米ゴールドマン・サックス・グル ープは、悲惨な結果となった音声認識開発会社ドラゴン・システムズ売 却(5億8000万ドル=約510億円)で務めたアドバイザー役として過失 があったとして訴えられた訴訟で勝訴した。

ボストンの米連邦地裁陪審は23日、ジム・ベーカー夫妻をはじめと するドラゴン創業者4人の主張を退けた。原告側は、ドラゴン売却先の ベルギーの音声認識ソフト会社、ラーンアウト・アンド・ホースピー・ スピーチ・プロダクツをゴールドマンは適切に調べなかったと主張して いた。ドラゴン売却は2000年6月に全て株式交換で実施されたが、その 後、ラーンアウト・アンド・ホースピーの不正会計が発覚し同社が破産 申請したことで、売却で受け取った株式は数カ月後に価値がなくなっ た。

今回の評決では、売却先企業が破綻して株価がゼロになったことに 関してゴールドマンの責任が問われないことになる。ドラゴンの創業者 4人はラーンアウト・アンド・ホースピーの株価が暴落する前に株式の 一部を1100万ドルで売却した。ベーカー夫妻は数十年かけて開発した技 術を手放した。

陪審は、ベーカー夫妻が交渉で対応を誤ったとのゴールドマンの主 張を認めた。陪審は損害額の認定を求められていない。

原題:Goldman Sachs Wins $580 Million Suit Over Failed Dragon Sale (3)(抜粋)

--取材協力:Bob Van Voris.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE