米ITC:サムスンがアップルの特許侵害との仮決定を見直し

世界最大のスマートフォン(多機能 携帯電話)メーカー、韓国のサムスン電子は、同社のスマホ10機種余り が米アップルの特許を侵害しているとした米国際貿易委員会(ITC) の仮決定の見直しを勝ち取った。

ITCは23日、事実認定を見直す判断を示し、判事に対し、仮決定 でサムスンが侵害したとされる4件の特許のうち2件の具体的な問題を 検討するよう命じた。ITCのトーマス・ペンダー判事は昨年10月、ア ップル特許を侵害した機種の輸入禁止を勧告する判断を下していた。

この案件は、スマホメーカー上位2社のサムスンとアップルの間で 繰り広げられている数十件の特許紛争の一つ。互いに相手の製品の設計 変更や一部モデルの販売禁止を勝ち取ろうと争っている。調査会社ヤン キー・グループによると、携帯機器市場は2016年までに現在の2倍 の8470億ドル(約75兆円)規模に達する見込み。

昨年8月にカリフォルニア州サンノゼの連邦陪審がサムスン電子に よるアップルの特許侵害と、10億ドル超の損害額を認定するなど、米国 内での特許紛争では概してアップルが優位に立っている。

ITCの最終判断は3月27日の予定だが、ペンダー判事は日程変更 を余儀なくされる見通し。

アップルの広報担当クリスティン・ユゲ氏は同社はコメントしない と述べた。サムスンの広報担当アダム・イエーツ氏に電子メールで取材 を試みたが、これまでのところ返答はない。

原題:Apple Win in Trade Dispute Against Samsung to Be Reviewed (1)(抜粋)

--取材協力:Todd Shields、Peter Burrows、Karin Matussek、Jungah Lee.

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