コーチ株、昨年7月以来の大幅安-10~12月利益が予想下回る

23日の米株式市場で、米高級ハンド バッグメーカー最大手コーチの株価がこの5カ月余りで最大の下げとな った。同社がこの日発表した2012年10-12月(第2四半期)の利益は北 米での需要減少が響いてアナリスト予想に届かなかった。

コーチ株のニューヨーク市場の終値は前日比16%安の50.75ドル。 昨年7月31日以来最大の下落率となった。昨年は米S&P500種小売株 指数が25%上昇したのに対し、コーチ株は9.1%値下がりした。

ルー・フランクフォート最高経営責任者(CEO)は、景気の弱さ が個人消費の重しとなっているほか、女性用ハンドバッグ分野での競争 激化で「厳しい」年末商戦になったと説明した。同社によると、10-12 月期の北米既存店売上高は2%減少。米国の百貨店での売上高は前年同 期を「やや下回った」という。

ウェドブッシュのアナリスト、コリーナ・フリードマン氏は電話イ ンタビューで、「ホールセール部門の不振とともに、北米既存店の2% 減収は期待外れだ」と述べた上で、「競争激化で厳しさが一段と増し た。売れやすいコーチ製品の価格は300ドル未満だが、顧客が恐らく景 気の影響を受けているのだろう」と語った。

コーチの発表によると、10-12月期の純利益は前年同期比1.5%増 の3億5280万ドル(約312億3000万円、1株当たり1.23ドル)。前年同 期は3億4750万ドル(同1.18ドル)だった。ブルームバーグがまとめた アナリスト予想の平均は1株利益1.28ドル。

総売上高は3.8%増の15億ドルで、アナリスト予想平均の16億ドル を下回った。

原題:Coach Slumps as Second-Quarter Profit Trails Estimates (2) (抜粋)

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