12月消費者物価は2カ月連続マイナス、予想と一致-当面弱めに推移へ

昨年12月の全国の消費者物価指数 (生鮮食品を除くコアCPI)の前年比は、2カ月連続でマイナスとな った。景気動向が弱いこともあり、コアCPI前年比は当面、マイナス で推移するとみられている。

総務省が25日発表した昨年12月の全国コアCPIは前年同月 比0.2%低下した。先行指数とされる1月の東京都区部は0.5%低下し た。ともにブルームバーグ・ニュースがまとめた予想中央値と一致し た。前月はそれぞれ0.1%低下、0.6%低下だった。

日本銀行は22日開いた金融政策決定会合で、CPI前年比で2%の 物価目標を掲げるとともに、「これをできるだけ早期に実現することを 目指す」と表明した。一方で、新たに示した2014年度のコアCPI前年 比の見通し(中央値)は0.9%上昇にとどまっており、白川方明総裁は 同日の会見で、達成には日銀の金融政策以外にも「さまざまな主体によ る相当の努力が必要だ」と述べた。

日銀は23日発表した1月の金融経済月報で、コアCPIは「当面、 前年のエネルギー関連や耐久消費財の動きの反動からマイナスとなった あと、再びゼロ%近傍で推移するとみられる」と指摘した。

バークレイズ証券の森田京平チーフエコノミストは統計発表前に 「12年の上昇の『裏』が出ることもあり、13年4月ころまでは前年比マ イナスが続くであろう。ただし、13年半ば以降はプラスに転じる公算が 大きい」との見方を示した。

--取材協力:Toru Fujioka. Editors: 小坂紀彦, 淡路毅

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