NY原油:反落、1カ月ぶり大幅安-シーウェイの輸送制限で

ニューヨーク原油先物相場は反落。 1カ月ぶりの大幅安となった。シーウェイパイプラインの輸送能力が制 限されたことや、国際通貨基金(IMF)が世界成長見通しを下方修正 したことが手掛かり。

オクラホマ州クッシングとメキシコ湾岸をつなぐシーウェイパイプ ラインの輸送能力は日量17万5000バレルに制限された。通常の能力は40 万バレル。IMFは最新の世界経済見通し(WEO)で、世界経済の成 長率をプラス3.5%と予想。昨年10月時点では3.6%を見込んでいた。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケッ トアナリスト、フィル・フリン氏は「シーウェイでの輸送が制限されて おり、クッシングの在庫が再び積み上がることを市場は心配している」 と指摘。「IMFによる成長見通しの引き下げが市場の失望を招き、原 油を圧迫している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比1.45ドル(1.50%)安の1バレル=95.23ドルで終了。終値では昨 年12月21日以来の大幅下落となった。

原題:Oil Drops Most in a Month as Seaway Pipeline Capacity Limited(抜粋)

--取材協力:Roxana Tiron、Sandrine Rastello、Grant Smith、Mark Shenk、Barbara Powell、Eliot Caroom.

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