ポルトガル債5日続伸、救済以来初の起債に期待-英独債も高い

23日の欧州債市場ではポルトガル10 年債が5営業日続伸し、昨年11月以降で最長の上げとなった。同国 が2011年4月の救済要請後で初となる国債発行を順調にこなすとの観測 が広がっている。

ポルトガル2年債利回りは10年10月以来初の3%割れ。スペインの 国債も高い。前日実施したシンジケート方式による国債発行で記録的な 需要があったほか、今年の発行予定の最大13%を1月中に消化する方針 をスペイン財務省が明らかにした。ドイツ国債は堅調。国際通貨基金 (IMF)は最新の世界経済見通し(WEO)で、世界の成長率予想を 下方修正した上、ユーロ圏経済の縮小が今年も続く見込みだと指摘し た。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)の金利ストラテジス ト、ノーバート・アウル氏は「スペインやイタリアだけでなく、アイル ランドも含めた周辺国の国債に対する市場の反応の改善は、ポルトガル のシンジケート方式の債券発行への期待を高めるものだ」と述べ、同国 が「債券発行市場に本格復帰する上で重要な一歩だ」と続けた。

ロンドン時間午後4時43分現在、ポルトガル10年債利回りは前日比 6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.83%。同国債 (表面利率4.95%、2023年10月償還)価格は0.47上げ93.125。2年債利 回りは21bp下げて3.06%。10年10月26日以来の低水準となる2.94%ま で低下する場面もあった。

ドイツ10年債は続伸し、利回りは3bp低下の1.54%。18日に は1.64%と、昨年10月18日以来の高水準を付けた。

英国債は続伸

英国債相場は続伸。IMFが英国の成長率見通しを下方修正したこ とで、安全資産と見なされる国債の需要が高まった。

ロンドン時間午後4時半現在、英10年債利回りは3bp低下 の1.99%。一時は1.98%と、16日以来の低水準となった。同国債(表面 利率1.75%、2022年9月償還)価格は0.26上げ97.92。

原題:Portuguese Bonds Advance Before Notes Sale as Bunds Gain on IMF(抜粋) Gilts Rise After IMF Cuts U.K. Forecast; Pound Gains Versus Euro (抜粋)

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