英失業者数:12月は予想外の減少、11年6月以来の低水準

英国では昨年12月の失業保険申請ベ ースの失業者数が予想に反して減った。より広範な傾向を示す指標では 失業率が低下し、雇用市場の弾力性が浮き彫りとなった。

英政府統計局(ONS)が23日発表した失業保険申請ベースの12月 の失業者数は、前月比1万2100人減の156万人。これは2011年6月以来 の低水準。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト28人の調 査中央値では500人増が見込まれていた。失業率は4.8%で変わらず。

同時に発表された国際労働機関(ILO)基準の9-11月の失業率 は7.7%と、11年2-4月以来の低水準だった。

IHSグローバル・インサイトの欧州チーフエコノミスト、ハワー ド・アーチャー氏は統計発表前、「英経済が2012年を通じて基本的に横 ばいだったことを考えると、雇用市場はよく持ちこたえている」とし、 「昨年10-12月(第4四半期)に再び落ち込んだ後、13年はかろうじて 緩やかなプラス成長になるとみているが、失業増加を防ぐほどの強い成 長にはならないと思う」と語った。

ONSによると、ILO基準の9-11月の失業者数は3万7000人減 の249万人。同基準に基づいた失業率は11年12月に8.4%でピークに達 し、その後は低下の傾向にある。

原題:U.K. Jobless Claims Unexpectedly Fall to 1 1/2-Year Low (1)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Harumi Ichikura.

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