田中貴金属:昨年の金買取量6割減-投資家、高値見込み売却手控えも

田中貴金属工業は23日、2012年の投 資用の金地金の買取量が前の年に比べて62%減の28.6トンだったと発表 した。買取量の減少は3年ぶり。

金の年間平均小売価格は1グラム当たり4321円と11年の平均4060円 を上回ったが、11年の買取量が多かった反動に加え、金価格のさらなる 上昇を見込んだ個人投資家が売却を手控えた影響とみている。

実際、高値圏にある国際金価格を背景に為替相場のドル高円安が進 んだことで円建ての国内金価格は上昇。田中貴金属によると今月21日に は金小売価格が1グラム当たり5146円(消費税込み)と1980年以来の高 値を付けた。

田中貴金属によると、12年の金地金の販売量は22.9トンと買取量を 下回った。買取量が販売量を上回るのは05年から8年連続。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE