国連安保理:北朝鮮制裁強化の決議を採択-全会一致

国連安全保障理事会は22日、北朝鮮 の昨年末のロケット発射に対し、同国への制裁を強化する決議を採択し た。

決議は全会一致で採択された。2006年と09年の制裁決議で課した一 連の渡航禁止と資産凍結の措置を拡大する内容となっている。

決議案は米国が提出し、ロケット発射に関与した朝鮮宇宙空間技術 委員会も制裁の対象としている。また、北朝鮮への輸出入を禁止する核 および弾道ミサイル技術のリストを更新した。

北朝鮮は昨年12月にロケット発射に成功し、弾道ミサイル技術を向 上させつつあることを示した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、北 朝鮮指導部がロケット発射について国家主権の「合法的な行使」との見 解を示したと報じた。

これまで拒否権を行使し北朝鮮を擁護してきた中国が4年ぶりに歩 み寄ったことで、今回の国連の制裁決議で最も重要な点は政治的な側面 かもしれない。

安保理は09年、北朝鮮が「通信衛星」を搭載した長距離ロケットを 打ち上げた直後に、同国への制裁を強化。同衛星が軌道に乗ることはな かった。昨年4月の打ち上げは、発射数分後にロケットが空中分解し失 敗に終わっており、安保理は議長声明を出すにとどめていた。

原題:UN Increases Sanctions on North Korea as Ally China Acquiesces(抜粋)

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