バイトマン氏:日銀の独立性に脅威-切り下げ競争に警鐘

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁は、日本銀行の独立が脅 かされているとの見方を示し、政府による金融政策への干渉が為替相場 に影響を与え始めるリスクがあると指摘した。

同総裁は21日遅くフランクフルトでの講演で、「新政権が中央銀行 の職務に大々的に干渉し、一段と積極的な金融政策を求めて圧力をか け、中銀の独立性に終止符を打ちかねない警戒すべき行動が、ハンガリ ーや日本で既に見られる」と語った。「その結果として、意図的かどう かにかかわらず、為替レートがますます政治問題化しかねない」と指摘 した。

日銀は22日、インフレ目標を2%とすることと、2014年初から期限 を定めず毎月一定額の金融資産を買い入れることを決めた。安倍晋三首 相は一段の金融緩和と円安誘導を日銀に迫っていた。

バイトマン総裁は「今までのところ、国際金融システムは通貨切り 下げ競争に陥らずに危機に対処してきた」とし、「これが続くことを強 く望む」と述べた。

原題:ECB’s Weidmann Says Bank of Japan’s Independence Under Threat(抜粋)

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