米アップル、スマホ鈍化で10年ぶりの減益か-23日に決算発表

米アップルのティム・クック最高経 営責任者(CEO)は生産コスト上昇や韓国のサムスン電子との競争激 化、スマートフォン(多機能携帯電話=スマホ)の伸び鈍化に直面して おり、時価総額世界一の企業の収益性が脅かされている。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によれば、アップルが23 日発表する2012年10-12月(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比 2%減の128億ドル(約1兆1400億円、1株当たり13.48ドル)となった もようだ。03年以降、1四半期を除いて利益は10%を超える伸びとなっ ている。売上高は18%増の548億ドルと、09年以来の低い伸び率にとど まったようだとアナリストらは見込んでいる。

アップルの株価は昨年9月以降ほぼ30%下落し、時価総額が約1900 億ドル縮小した。スマホ「iPhone(アイフォーン)」やタブレッ ト型端末「iPad(アイパッド)」の需要が後退しつつあるとの懸念 が背景だ。共同創業者の故スティーブ・ジョブズ氏を引き継いだクック CEO(52)は年末商戦を前に製品ラインの大半を大きく見直した。10 -12月期決算は、この取り組みが奏功したかどうかを初めて示すことに なる。

昨年9月時点のアップル株保有が64万7000株のスリベント・ファイ ナンシャル・フォー・ルテランズのアナリスト、ピーター・カラゼリス 氏は、「地合いはこれ以上悪くなりようがないだろう。センチメントを 反転させる抜本的なことがなされ、それが達成できるかどうかが分か る」と述べた。

原題:Apple May Face First Profit Drop in Decade as IPhone Slows: Tech(抜粋)

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