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PIMCOなど主要投資家、債券投資でGDP重視の戦略に

世界の主要投資家は、国の債務規模 に基づいて国債市場に資金を配分する従来の戦略を転換しつつある。投 資家はこの投資戦略で30年にわたり高債務国を選好してきた。

ノルウェーの7020億ドル(約63兆円)規模の政府系投資ファンド (SWF)や米パシフィック・インベストメント・マネジメント (PIMCO)は、ブラジルや韓国のように国内総生産(GDP)が拡 大し、債務負担が比較的少ない国を選好する指数にシフトし始めてい る。

PIMCOは同社最大の上場投資信託(ETF)でメキシコの比率 を引き上げる一方、米国への資産配分を減らした。世界最大の資産運用 会社の米ブラックロック(資産3兆8000億ドル)は、規模ではなく信用 力に基づく指数に連動する資産を30億ドル保有している。

規模に基づくベンチマークは9兆ドル以上の債券投資のガイド役と なっているが、こうした指数離れが進めば、先進諸国の借り入れコスト が上昇する一方、新興諸国ではコストが低下する可能性がある。主要7 カ国(G7)の国債は昨年、世界全体の国債市場のパフォーマンスを下 回り、その差は過去最大となった。

PIMCOの投資委員会メンバーでマネーマネジャーのサーミル・ パリーク氏は昨年12月10日の電話インタビューで、「GDPを利用した 指数を支持する十分な証拠がそろい始めており、その結果として投資家 が資産配分の調整に動くとみている」と指摘、「規模に基づく指数の支 配はいずれ後退するだろう」と述べた。

ソブリン債の過去30年にわたる上昇相場は、高債務国への安定した 資金流入に支えられていた。運用会社は伝統的に高債務国の比重が大き い指数をベンチマークとして採用し、債務が少なく成長ペースが速い国 よりも米国や日本、イタリアを重視してきた。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のデータによると、世界の債務 残高は今月15日時点で合計25兆7000億ドル。このうち83%をG7諸 国、13%を新興国が占めている。

原題:Pimco to Norway Love Mexico Over G-7 as New Bond Gauges Use GDP(抜粋)

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