甘利再生相:アベノミクスは円安誘導意図せず-ダボス会議で説明へ

甘利明経済再生担当相は22日午前、 閣議後の会見で大胆な金融政策などを求める安倍晋三政権の経済政策は 政治的に円安誘導を意図したものではないとの認識を示した。スイスの ダボスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)年次総会でこうした見 解を訴える考えだ。

甘利氏は安倍政権の経済政策と為替相場の関係について「アベノミ クスと言われている3本の矢、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民 間投資を喚起する魅力的な成長戦略を三位一体として取り組んでいく。 その結果として市場がどういう判断するかということだ」と指摘。ダボ ス会議では「私ども自身が政治的に円安とか円高とか誘導するつもりは ない。そのことはしっかり説明していきたい」と語った。

同氏は25日から27日にかけてダボスに出張し、26日の午後に予定さ れている世界経済見通しのセッションでアベノミクスをテーマとしてス ピーチを行うという。甘利氏は「長引く円高・デフレを脱却し、日本経 済の再生を成し遂げることは安倍政権の政策のいわば一丁目一番地だ。 世界のオピニオンリーダーに対して安倍政権の経済財政政策について積 極的に情報を発信する」とも語った。

一方、22日の日本銀行の金融政策決定会合に出席し、政府・日銀の 連携強化を実現するための政府の立場を主張する考えも強調した。

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