LNGタンカー用船料、4年ぶりに低下か-造船発注減へ

液化天然ガス(LNG)タンカーの 不足が解消され、運搬レートが4年ぶりに低下すると予想されている。 大手LNG海運会社に投資している投資家には追い風が吹きそうだ。

ブルームバーグがまとめたアナリストの推計によると、ノルウェー の富豪、ジョン・フレドリクセン氏が創立したゴラールLNGは今年、 過去最高の利益を上げ、株価も1年間で22%上昇する見通し。アークテ ィック・セキュリティーズ(オスロ)によると、用船料が低下すると造 船発注が減る。クラークソン・キャピタル・マーケッツ(ロンドン) は、2016年までに再び不足するとみている。

7人のアナリストを調査したところ、11隻の不足から1隻の余剰と なる中で、今年の1日当たりのLNG運搬レートは7.3%低下の平均13 万9000ドル(予想中央値)が見込まれている。米モルガン・スタンレー によると、LNGの生産能力は今後7年間で77%増える見込みで、造船 発注が減ることは大手海運会社にとって好材料となる。

モルガン・スタンレーのアナリスト、フォーティス・ギアナコリス 氏(ニューヨーク在勤)は「市場が拡大している局面では、たとえ需要 の伸びに対して船舶数が増え過ぎる年があっても、需要が追い付き非常 に利益が出やすくなるのは時間の問題だ。このようなリターンが見込め る業界は他にはないだろう」と述べた。

原題:EMBARGOED STORY HEADLINE(抜粋)

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