ユーロ圏財務相、ギリシャ向け次回融資の実行を承認

ユーロ圏財務相は21日、ギリシャ向 け融資の次回分の実行を承認した。先月の同財務相会合で供与が決まっ た総額491億ユーロ(約5兆8500億円)の救済融資の一環。

21日の会合では、1月中の92億ユーロの融資実行が承認された。そ のうち、72億ユーロ相当の債券が銀行の資本増強に充てられ、残る現 金20億ユーロは同国予算に充当される。

ギリシャ向け融資の円滑な実施は、同国政府が支援プログラムで公 約した予算削減と市場開放措置を推し進められると欧州首脳が確信を強 めていることを示す。これに伴い、昨年広がったギリシャのユーロ離脱 懸念も後退している。

ダニエル・アントヌッチ氏らモルガン・スタンレーのアナリスト は21日のリポートで、「ギリシャがプログラムを順守する限り、ギリシ ャをユーロ圏にとどめるようとする姿勢が強まった」と指摘。「多くの 暫定的な支援措置が実行済みであり、さらなる手段が講じられるだろ う」と分析した。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長は会合終了 後に記者団に対し、「1月の節目は無事に乗り切れたことにわれわれは 満足している」と述べた。

原題:Greece’s New Loan Payout Cleared by Euro Area Signals Optimism(抜粋)

--取材協力:Rebecca Christie、James G. Neuger.

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