米BOA:鉄鉱石価格、年末までに21%下落か-供給増で

鉄鋼原料の鉄鉱石の価格が世界的な 供給増加により年末までに21%下落する可能性があるとの見方を、米銀 バンク・オブ・アメリカ(BOA)が示した。鉄鉱石価格は1年3カ月 ぶりの高値に上昇した。

BOAは21日付リポートで、鉄鉱石価格が年末までに1トン当た り110ドルと、1-3月(第1四半期)の140ドルから下落する可能性が あると予想。スチール・インデックスのデータによると、中国天津港の 鉄鉱石(鉄分62%)の価格は21日、0.6%上昇し1ドライトン当た り145.90ドルとなった。

ドイツ銀行と米JPモルガン・チェースも今月、供給の増加により 鉄鉱石価格が7-12月(下期)に下落するとの見通しを示している。鉄 鉱石価格は昨年9月に3年ぶりの安値を付けた。世界最大の輸入国であ る中国の経済成長が2年ぶりに加速し鉄鋼各社が鉄鉱石の在庫を補充し たことから、これ以降、68%上昇している。

BOAは「供給が増加し始めるため、最近の価格上昇は持続せず下 期に下落するだろう」と指摘。「冬季は季節的要因により価格が下支え された状態が続く」との見通しを示した。

原題:Iron Ore Seen Losing 21% as Supply Erodes ‘Unsustainable’ Rally(抜粋)

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