【テクニカル分析】長期金利は0.7%割れ試す展開-窓埋めへ

三菱UFJモルガン・スタンレー証 券の六車治美シニア債券ストラテジストは、テクニカル分析に基づくと 長期金利は昨年12月以降の上昇局面から低下に転じ、取引実績のない 「窓」を埋めて、約1カ月ぶり低水準の0.70%割れを試すと予想する。

長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは、昨年12月6日 に0.685%と2003年6月以来の低水準を記録したが、いったん反転して 今年1月7日には約4カ月半ぶり高水準の0.84%を付けた。その後は再 び低下基調となっており、22日には一時0.725%まで下げた。

六車氏は、「昨年12月半ばからの1カ月間の上昇局面はいったん終 わったとみている。1月11日から17日まで4営業日連続で日足ローソク 足チャートは陰線が出ている。短期的には上昇トレンドから低下トレン ドに転じた」と指摘した。月足のローソク足チャートで見ると、昨年12 月は始値よりも終値が高く上昇基調を示す陽線となったが、今年1月は 再び低下基調を示す陰線に転じた。

その上で、昨年12月12、13日にかけて、0.71%から0.70%に窓が開 いているので、目先1週間は、この窓埋めが焦点となると指摘し、「節 目の0.70%が当面の低下めどとなる」と予想している。0.70%は、昨 年12月12日以来の低水準。

また、六車氏は、トレンドを示すパラボリック、MACD(移動平 均収束拡散方法)ともに買いパターン継続を示唆していると分析した。

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