オバマ大統領:国の結束と政治の行き詰まり打破訴え-就任演説

昨年11月の米大統領選で再選を果た したオバマ大統領の2期目の就任式が21日、首都ワシントンで開かれ た。

数十万人の聴衆を前にした就任演説でオバマ大統領は、「われわれ は、数を減らしている少数が富み、増えつつある多数は成功が難しい状 態では国の成功はあり得ないことを理解している」とした上で、「米国 の繁栄は、台頭する中間層に依存すべきだとわれわれは信じる」と語っ た。

大統領は医療制度に関して「難しい選択を行う」必要性があると強 調。気候変動や銃規制、移民問題にも言及し、これらの課題に対処する ためには国の結束が不可欠だと訴えた。さらに、同大統領の2期目の目 標達成を妨げかねない政治の足踏み状態の打破に向け、国を挙げて立ち 上がる必要があると呼び掛けた。

オバマ大統領は、2月12日に一般教書演説が控えていることから、 自身の政策の詳細には踏み込まなかった。しかし演説の端々に、任期4 年間を通じて主要社会プログラムを擁護し、財政緊縮の中でも改善する 姿勢をにじませた。

大統領は、「メディケア(高齢者向け医療保険制度)やメディケイ ド(低所得者向け医療保険制度)、社会保障を通じて互いに交わした公 約は、われわれの活動を抑制するのではなく強める」と指摘。「その結 果、米国が受給者の国になることはない。素晴らしい国にするためリス クを取る自由をもたらすのだ」と理解を求めた。

原題:Battle-Hardened Obama Seeks Renewed Optimism in Second Inaugural(抜粋)

--取材協力:Gail DeGeorge、Roger Runningen、Angela Greiling Keane、Mark Drajem、Roxana Tiron.

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