欧州株:1週間半ぶり高値に上昇-ユーロ圏財務相会合を注視

21日の欧州株式相場は上昇し、1週 間半ぶり高値に達した。今年初のユーロ圏財務相会合(ユーログルー プ)での債務危機対応が注目されている。

英自動車保険のアドミラル・グループは4.9%上昇。同銘柄の買い をゴールドマン・サックス・グループが勧めた。利益がアナリスト予想 を上回ったデンマークの酵素メーカー、ノボザイムズは7%急伸。一 方、スイスの高級品メーカー、フィナンシエール・リシュモンは7カ月 ぶりの大幅安。売上高が予想に届かなかった。

ストックス欧州600指数は前週末比0.3%高の287.78で終了。これは 終値ベースでは9日以来の高値。米議会が「財政の崖」をひとまず回避 したことから、年初来では2.9%上げている。議会は今度は、連邦債務 の上限を引き上げるかどうかを2月半ばにも決める必要がある。

バークレイズの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏(ロンドン 在勤)は電話インタビューで、「投資家はこの段階でリスク資産から離 れるべきではないと思う」とし、「米国の債務上限問題の期限が迫るに つれ、相場はやや調整を見る可能性があるが、株価が下がった際には持 ち高を増やすよう促したい」と語った。

ブリュッセルでのユーロ圏財務相会合は、ファイアウオール(防火 壁)資金をどのような形で銀行に直接注入するかという問題をまず話し 合う。ユーロ圏の恒久的救済基金である欧州安定化メカニズム (ESM)が政府を経由せずに銀行に直接支援を提供できるケースやそ の方法をめぐり、議論が白熱する公算が大きい。

この日の西欧市場では、18カ国中13カ国で主要株価指数が上昇し た。

原題:European Stocks Rise to One-Week High; Admiral, Novozymes Gain(抜粋)

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