アルジェリア,石油施設の安全対策強化へ-人質事件で85人死亡

アルジェリア政府は石油施設の安全 対策を強化する方針だ。国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力が数百人 の人質を取って天然ガス施設に立てこもった事件は、4日後に少なくと も23人の人質を含む85人が死亡という結末を迎えた。

当局の発表によれば、19日終結した人質事件では、武装勢力側の32 人が死亡。アルジェリア軍特殊部隊は、英BPとノルウェーのスタトイ ル、アルジェリアのソノトラックが共同で運営するリビア国境に近い天 然ガス施設への作戦を実施。アルジェリア紙エルワタンによると、20日 にアルジェリア人や外国人の人質とみられる約30の遺体がさらに見つか ったが、損傷が激しく身元の確認がすぐにはできないという。

同国のユスフィ・エネルギー・鉱業相は、同国には「エネルギー施 設の安全を確保する必要手段」が備わっていると述べたと国営アルジェ リア通信(APS)は報じた。「安全対策を強化し、まずはわれわれが 持つ方法や資源を頼りにする」とも語ったという。

アルジェリア内務省はAPSを通じ、軍事作戦の結果、外国人107 人とアルジェリア人労働者685人が解放されたと声明で発表。事件には 武装勢力の32人が関与し、うちアルジェリア人は3人だったと説明し た。

日揮の従業員17人のうち7人は安全が確認され、菅義偉官房長官 は21日早朝の記者会見で、帰国支援で日本政府が航空機を派遣すると語 った。9人が殺害されたとの報道については確認できないとも述べた。

原題:Algeria Vows to Boost Security After 85 Killed in Sahara Siege(抜粋)

--取材協力:Stephen Treloar、Jonas Bergman、Mikael Holter、Brian Swint、Caroline Alexander、Fergal O’Brien、Gopal Ratnam、Nicole Gaouette、Zaid Sabah Abd Alhamid、Cheyenne Hopkins、Oudaa Marouf、Jim McDonald、John Brinsley、Christine Jenkins、Ranjeetha Pakiam、Salma El Wardany、Thomas Penny.

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