NY外為:円上昇、2010年来の安値から反発-日銀会合1日目

日本銀行の金融政策決定会合1日目 の21日の外国為替市場で、円はドルに対し2010年6月以来の安値から上 昇に転じた。

安倍晋三首相率いる政府の圧力の下、日銀が景気刺激策を強化する との観測から円は昨年10月以降下落傾向にあるが、この日は主要16通貨 全てに対して上昇。先物トレーダーの円売り越しも8週間ぶり低水準と なり、円の先安観の後退を示している。

HSBCホールディングスの為替ストラテジスト、ダラフ・マー氏 は「日銀が明日、市場の期待を上回る何を発表できるのかを予想するの は難しい」と述べ、そうした状況ではこれまでの円下落を踏まえて会合 終了前にポジションを調整するのは「自然だ」と付け加えた。

ニューヨーク時間午後1時35分現在、円は対ドルで0.4%高の1ド ル=89円76銭。一時は2010年6月23日以来の円安となる90円25銭を付け た。対ユーロでも0.4%高の1ユーロ=119円54銭。ユーロはドルに対し て前週末からほぼ変わらずの1ユーロ=1.3318ドル。米金融市場は祝日 のため休場。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、15日までの 期間のヘッジファンドや大口投資家による円のネットショートは6 万5727枚と、昨年11月20日以来で最少だった。

原題:Yen Strengthens From Lowest Since 2010 as BOJ Meets; Krona Falls(抜粋)

--取材協力:三浦和美、Mariko Ishikawa、Candice Zachariahs.

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