今日の国内市況(1月21日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株3日ぶり反落、金融や輸出に売り-上昇速さ警戒、円安一服も

東京株式相場は3営業日ぶりに反落。直近の上昇ピッチの速さが警 戒され、急騰ぶりが目立っていた保険や銀行、証券など金融株が売られ 機械や自動車、ゴム製品といった輸出関連株も下げた。輸出関連は、為 替市場で円安進行が一服したこともマイナス材料となった。

TOPIXの終値は前週末比6.28ポイント(0.7%)安の905.16、 日経平均株価は165円56銭(1.5%)安の1万747円74銭。

みずほ投信投資顧問の岡本佳久執行役員は、日本銀行の金融政策決 定会合の結果判明をあすに控え、「いったん利益確定の動きが広がっ た。追加金融緩和の観測からこれまで売られ続けてきた円が買い戻され 上昇基調の株は売られる動きになった」と言う。

●債券は上昇、国内株価の反落や日銀緩和観測が支え-超長期債に買い

債券相場は上昇。日本銀行による追加緩和観測が強いことや国内株 価の反落が買い手掛かり。投資家から超長期債などに買いが入ったこと も相場を押し上げた。

パインブリッジ・インベストメンツ運用本部の松川忠債券運用部長 は、「20年債、30年債に買いが入っている。前週末にスワップ絡みで利 回り曲線が傾斜化していたので、きょうはポジション(持ち高)調整に より、平たん化の動きとなっている。前週末に米国・ドイツの金利が低 下したことに連動した面もある」と述べた。

東京先物市場で中心限月の3月物は、前週末比1銭高の144円25銭 で始まり、その後は日経平均株価が下落に転じて下げ幅を拡大したこと を受けてじり高の展開となった。一時は144円43銭と、17日以来の水準 まで上昇し、結局は16銭高の144円41銭で引けた。

●円が2年7カ月ぶり安値から反発、株安で買い戻し-日銀会合見極め

東京外国為替市場では、円が対ドルで約2年7カ月ぶり安値を更新 した後、上昇に転じた。日本銀行の金融政策決定会合の結果発表を翌日 に控え、様子見姿勢が強まる中、日本株の下落を背景に円の買い戻しが 進んだ。

ドル・円相場は一時1ドル=89円43銭まで円高が進行し、午後4 時15分現在は89円63銭前後。朝方には90円25銭を付け、2010年6月以来 以来の円安値を更新していた。

野村証券金融市場調査部の池田雄之輔チーフ為替ストラテジストは 日銀会合について「私自身はポジティブサプライズだと思っているが、 マーケットとして非常に予想がしにくい」と指摘。国債買い入れのオー プンエンド(無期限)方式導入や雇用安定目標の有無、付利撤廃の是非 など予想が多岐にわたっているため、市場のコンセンサスが不明で、 「結果が出る前に利食い(利益確定のための円買い)をしておきたいと

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