寒中水泳で気分高揚-ロンドンのバンカーらの間で人気高まる

雪が積もった土曜日の朝、ロンドン のハムステッドヒース公園のパーラメントヒルの丘の上に、ニット帽を かぶりバックパックを背負った7人の男たちが集まった。

彼らはここ2年間、毎週末の午前中にこうして集まっている。15人 が来ることもあり、参加者数は増えている。44歳から57歳の7人は午前 9時直後にこの丘の南側にジョギングに出かけた。

単なるジョギング愛好者の集まりではない。参加者である銀行やヘ ッジファンド、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社に 務める金融のプロたちにとって、25分間のジョギングはほんの準備運動 だ。7人はすぐに海水パンツ姿になり、手袋とスイミングキャップを身 に着け、ウエットスーツなしで公園内の池に飛び込んだ。この日の気温 は辛うじてセ氏2度で、それより下がることもあり得る。

欧州には寒中水泳の長い歴史がある。フィンランド人はサウナに入 った後に水面が凍った池などの氷に穴を開けて水の中に入る習慣で知ら れている。ここ英国の首都、ロンドンでも寒中水泳の人気が高まってい る。

建築家や写真家、情報技術(IT)専門家や王室顧問弁護士を含む 弁護士らも参加している。大半が少なくとも週2回、こうした寒中水泳 を楽しんでおり、仕事前の早朝に泳ぐ人もいるという。雪や氷があれば さらにいい。水の中に入ること、それが唯一の参加資格だ。

水中では皆、思い思いのスタイルだ。とにかく誰もが体に衝撃を感 じ、心臓発作か「呼吸ができなくなる」ような感じになるという。じっ と静かにしている者もいれば、叫び出す者もいる。ロイズ銀行のマネジ ングディレクター、アンドルー・ウィレット氏は「うなる」のが好きだ と話す。

ナイト・ビンケ・アセット・マネジメントのマネジングディレクタ ー、ジェームズ・ノールズ氏は最古参の参加者の1人だ。同氏によれ ば、体の変化は「死をあらかじめ警告する体の自然なシグナル」なのだ そうだ。「最初の90秒を耐えることができれば高揚感に包まれる」とい うことだ。 (エリカ・レダーマン)

ターで、記事の内容は同氏自身の見解です)

原題:Bankers, Fund Managers Strip for Sub-Zero Swims in London Lake(抜粋)

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