スペイン、景気低迷の傷跡が浮き彫りに-指標が裏付けか

今週発表のスペインの経済指標で は、発足して1年目のラホイ政権に影を落とした景気低迷の傷跡が浮き 彫りになりそうだ。同国の失業者数が600万人に達する可能性があると エコノミストは予想している。

21日には昨年11月の貿易収支が発表される。22日発表の2012年10 -12月(第4四半期)の住宅価格指数では、同国の不動産市場が4年目 の厳しい状況を持ちこたえたかどうかが明らかになる。スペイン銀行 (中央銀行)は10-12月期の国内総生産(GDP)の推計値を示す見通 し。24日に公表される第4四半期の失業率は過去最高の26%に達する見 込みだ。

BNPパリバのエコノミスト、リカルド・サントス氏(ロンドン在 勤)は「スペインは景気循環の最悪期にある。財政調整の最も厳しい部 分の影響が出始めており、民間部門に加えて公共部門も人員削減を進め る中で、社会的コストの拡大が予想される」と指摘する。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト10人の予想中央 値によると、有効労働人口の失業率は10-12月に26%に上昇し、失業者 数は600万人に達する可能性が高い。予想通りなら、ユーロ圏の失業者 の3分の1をスペインが占める計算になる。

原題:Spain Recession Scars Exposed as Jobless Seen Reaching 6 Million(抜粋)

--取材協力:Harumi Ichikura、Charles Penty、Catarina Saraiva、Sharon Smyth、Zoya Shilova、Simbarashe Gumbo、Manuel Baigorri.

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