ヘッジファンドの商品買い越し、昨年11月以降で最大の増加

ヘッジファンドによる商品相場上昇 を見込む買い越しが昨年11月以降で最大の増加を示した。米住宅着工件 数の大幅な増加に加え、中国の経済成長の伸びが2010年以降で初めて加 速したため商品相場は3カ月ぶりの高値に上昇した。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、投機家によ る米国の商品18銘柄の先物とオプションの買い越しは15日終了週 に4.3%増の68万2521枚と、昨年11月27日以降で最大の増加率を示し た。大豆相場の上昇を見込む投資は、世界最大の輸出国である米国産の 需要改善の兆しが示されたため4週間ぶりに増加した。金の買い越しは 8月以来の低水準から回復した。

PIMCOで資産規模約220億ドル(約1兆9800億円)のコモディ ティ・リアルリターン・ストラテジー・ファンドを運用するミヒル・ウ ォラー氏は「住宅セクターの安定で特に建材など原材料需要が増加して いる」と指摘。「中国の成長改善が銅などの非鉄金属に影響を及ぼして いる。商品投資が増えているため、投資資金の流入に加えファンダメン タルズ(需給関係)が支持要因となり価格が上昇している」と述べた。

原題:Speculators Boost Bullish Bets Most Since November: Commodities(抜粋)

--取材協力:Michelle Jamrisko.

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