【FRB要人発言録】FRBは早期に増刷停止を-ラッカー総裁

1月14日から20日までの米連邦準 備制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者 の氏名をクリックしてください)。

<1月20日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(独紙ハンデルスブラットとのインタ ビューで):FRBができるだけ早期に増刷を停止すべきだと述べた。

<1月17日> フィッシャー・ダラス連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンとのイン タビューで):インフレが直ちに加速する恐れはないと語った。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ワシントンでのインタビューで):い わゆる「大き過ぎてつぶせない」大銀行を幾つかの事業体に再編すべき だと提案していると語った。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ワシントンでのインタビューで):過 去最低水準の政策金利に伴うけん引力が実際、現在の米経済に存在する と発言。米国は、インフレが2%を若干下回るが大まかに見て2%、成 長率が2%と、2プラス2経済となっていると述べた上で、米経済は日 本が長く陥っている状態とは大きく異なると説明した。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンとのイン タビューで):インフレが再び醜い頭をもたげることをわれわれは望ま ないと発言。ただ、そうしたことは現在見込んでいないと付け加えた。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ニューヨークでのインタビュー で):債券購入停止を正当化できるほど十分な労働市場見通しの改善 は、恐らく年央までは困難だろう。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ニューヨークでのインタビュー で):(FRBのバランスシート膨張の市場への影響について)長期的 には懸念して然るべきだ。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ワシントンで講演):(過去最低水準 の政策金利に伴う)けん引力が実際、現在の米経済に存在する。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ブルームバーグ・ニュースのマシ ュー・ウィンクラー編集主幹とのインタビューで):(労働市場見通し の改善は)恐らく年央までは困難だろう。債券購入は今年の一段と遅い 時期まで継続する必要がある。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ブルームバーグとのインビューで): 大手と中小の金融機関の競争条件を平等にするために「大き過ぎてつぶ せない」とされる銀行を分割する必要がある。

<1月16日> ローゼングレン・ボストン連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンのイ ンタビューで):現行の金融政策からの「出口」を議論するのは時期尚 早だ。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ワシントンでの講演で):われわれは 大き過ぎてつぶせない金融機関を再編して複数の事業体に分割するよう 提言する。

<1月15日> コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ミネソタ州ゴールデンバレーで 講演):(金融当局は失業率の基準を現在の6.5%から5.5%に引き下げ ることで)必要とされる刺激をさらに与えることができる。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(ブルームバーグ・ニュースとの電 話インタビュー):必要となれば、量的緩和策(QE)を拡大する余地 はあると思う。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(ニューヨーク州ロチェスター で講演):実質金利を一段のマイナスにする試み、あるいは異例の低金 利を長期間継続する姿勢の表明は、総需要や消費の刺激にはならず、家 計部門によるバランスシート修復の取り組みを妨げている可能性があ る。

<1月14日> バーナンキ議長(ミシガン大学ジェラルド・フォード公共政策大学院 で):時間の経過と状況の変化により量的緩和手段の影響は変わり得る ため、(量的緩和プログラムの)効果の程度の評価をわれわれは今後も 続ける。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(カリフォルニア州ハーフム ーンベイで講演):住宅ローン担保証券(MBS)および期間が長めの 米国債の購入継続は、13年下期に入ってもしばらく必要になるとみてい る。金融当局は景気回復を後押しするため、可能な措置を講じなければ ならない。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(アトランタで講演):オープンエ ンド型というのは制約がないという意味ではない。連邦準備制度理事会 (FRB)のバランスシート拡大は中長期的に見て厄介な影響をもたら す恐れがあると私は考えている。現在までのところ、私はこうした政策 決定を支持しているが、当然湧き起こる懸念も認識している。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE