12月の英小売売上高:前月比0.1%減、予想外-不透明感長引く

英国の昨年12月の小売売上高は予想 に反して前月比で減少した。小売企業にとって重要なクリスマスシーズ ンまで消費者の不透明感が続いたことが響いた。

英政府統計局(ONS)が18日発表した12月の小売売上高指数(燃 料含む)は前月比0.1%低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト22人の調査の中央値では0.2%上昇が見込まれていた。前年 同月比では0.3%上昇。家庭用品は前月比でここ3年ほどで最大の落ち 込みとなった。

11月の指数は前月比変わらず、前年同月比では0.9%上昇だった。

英国では今年に入り、CD・DVD販売のHMVグループやレンタ ルビデオのブロックバスター・エンターテインメントなどが経営不振で 管財人の管理下に入ったが、英小売りの弱さが今回の統計で裏付けられ た。

キャピタル・エコノミクス(ロンドン)のエコノミスト、ビッキ ー・レッドウッド氏は「年末商戦はかなりパッとしなかった」とし、 「消費者の実質所得はまだ減り続けており、予見可能な将来に需要が改 善される見込みは小さい」と続けた。

ポンドは対ドルで統計発表後に下げ幅を拡大した。ロンドン時間午 前9時58分(日本時間午後6時58分)現在、前日比0.4%安の1ポンド =1.5936ドルで取引されている。

原題:U.K. Retail Sales Unexpectedly Fall in Key Christmas Period (2)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Harumi Ichikura.

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