海外勢9週連続で日本株買う、個人も買い転換-1月2週需給

1月第2週(7-11日)の日本株市 場で、海外投資家は9週連続で買い越していたことが東京証券取引所の 公表データで分かった。為替市場での円安や政府の財政出動による収益 改善期待から、海外資金の日本株市場への流入が続いた。

東証が18日に発表した同週の投資部門別売買動向によると、東京、 大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、海外投資家は2525億円買い越し た。取引日数が1日だった前の週は1904億円の買い越しだった。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト は、海外投資家の買越額がやや縮小しており、「早めに買っていた投資 家は一部売りに転じているようだ」と指摘。買い越し基調はまだ続く が、「やや勢いは弱まる可能性が高い」とみている。

第2週の日経平均株価は前の週に比べ1.1%(113円46銭)高の1 万801円57銭と、週ベースではバブル相場期の1988年12月以来となる9 週連続の上昇となった。日銀の金融緩和期待を受けた為替の円安基調に 加え、週末には政府が国費10.3兆円、事業規模20.2兆円に上る緊急経済 対策を決定したことを好感した。

そのほか、個人が9週ぶりに買い越しに転じ、買越額は394億円。 みずほ証の三浦氏は、「短期投資家が値動きの良さに着目して買いを入 れている」との認識を示していた。一方、投資信託は4週連続の売り越 し(売越額428億円)、年金の動向などを反映する信託銀行は12週連続 の売り越し(同2102億円)、生保・損保は18週連続の売り越し(同482 億円)だった。

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