今日の国内市況(1月18日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●TOPIX高値更新、90円乗せ円安や米統計改善-景気敏感株が主導

東京株式相場は大幅続伸し、TOPIXは昨年来高値を更新した。 1ドル=90円に乗せた為替の円安、住宅着工件数など米国景気指標の改 善を好感し、電機や機械など輸出関連株中心に東証1部33業種中、空運 を除く32業種が上げた。海運や鉄鋼といった景気敏感業種はそろって33 業種の上昇率上位。

TOPIXの終値は前日比20.98ポイント(2.4%)高の911.44、日 経平均株価は303円66銭(2.9%)高の1万913円30銭。ともにきょうの 高値引けで、終値ベースで15日の水準を上抜けた。TOPIXは東日本 大震災当日の2011年3月11日以来の水準を回復。

●債券下落、円安・株高や流動性供給入札低調で-超長期債中心に売り

債券相場は下落。外国為替市場での円安進行を受けて、国内株価が 大幅続伸したことが嫌気された。流動性供給入札がやや低調となり、超 長期債を中心に売りが優勢となった。

東京先物市場で中心限月の3月物は6営業日ぶりに反落。前日比18 銭安の144円20銭で始まった後、直後に144円19銭まで下落した。その後 は徐々に下げ幅を縮め、一時は1銭安の144円37銭まで戻した。結局 は13銭安の144円25銭で引けた。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長 は、債券市場について「リフレ政策期待による円安・株高を受けて、長 いゾーンが売られている」と説明した。一方、「来週の日銀金融政策決 定会合での緩和期待から短い年限には買いが入っている」とも語った。

●円が対ドルで2年7カ月ぶり安値、日銀の緩和強化観測-90円前半

東京外国為替市場では、ドル・円相場が約2年7カ月ぶりの円安値 を更新した。日本銀行が政府と連携してデフレ脱却に向けて金融緩和を 強化するとの観測を背景に円売り圧力が強まった。

ドル・円相場は午後の取引で一時1ドル=90円21銭と、2010年6 月23日以来の水準まで円安が進行。その後はやや円売りの勢いは鈍り、 午後3時35分現在は90円04銭付近で取引されている。円は対ユーロでも 売られ、一時は1ユーロ=120円71銭と、11年5月4日以来の安値を付 けた。同時刻現在は120円50銭付近で取引されている。

外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問は、「政府と日銀が 一緒になってデフレから脱却をする強い姿勢を見せたということが市場 で評価されている」と説明。加えて米国の経済指標が良好で、今後発表 される指標内容次第ではドル買いの動きも見込まれると言い、海外で一

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