ユーロ圏財務相会合の新議長候補、共同債を排除していない

オランダのダイセルブルーム財務相 は17日、ユーロ共同債構想について、恒久的に排除されたわけではない と発言した。同相は、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議長の座 をユンケル氏(ルクセンブルク首相兼国庫相)から引き継ぐ公算があ る。

ダイセルブルーム財務相はハーグの議会で、オランダ政府は経済・ 通貨同盟強化の最後の仕上げの一つとしてのみ、ユーロ共同債を支持す ることができると説明。「われわれが話しているのは遠い将来のこと だ」と付け加えた。

ユーロ共同債発行の構想は昨年、ドイツの圧力で無期限に棚上げさ れた形になった。共同債に反対するメルケル独首相は今年、総選挙を控 えている。

ダイセルブルーム財務相は18日のユンケル議長との会談で後任に立 候補する意向を明らかにした。また、21日のブリュッセルでのユーロ圏 財務相会合で、ユーログループの「課題と機能」について見解を表明す るという。ユーロの将来に関して語ることはないとしている。

議長を8年間務めたユンケル氏は昨年12月19日、ダイセルブルーム 氏が自身の後任となると考えるに足る理由があると述べていた。

一方、フランスのモスコビシ財務相はユーログループ議長選出の方 法について懸念を表明。17日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネ (FAZ)によれば、ダイセルブルーム氏はまだ、経済・財政政策に関 する自身の見解を説明していないと批判し、後任決定は2月以降になる との見方を示した。

原題:Common Euro Bonds Aren’t Ruled Out Forever, Dijsselbloem Says(抜粋)

--取材協力:Stephanie Bodoni、Maud van Gaal.

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