浜田内閣官房参与:100円くらいが良い水準、110円以上の円安は問題

内閣官房参与で、安倍晋三首相のブ レーンとして知られる浜田宏一エール大学名誉教授は18日午後、都内の 日本外国特派員協会で講演し、為替相場の適切な水準について「1ドル =100円くらいが良い水準ではないか。110円かそれ以上の円安は問題か もしれないが、95円、100円くらいなら心配いらない」と述べた。

浜田氏は「日本の金融政策はこの15年間どちらかというと緊縮方向 に向かっていた」と指摘。リーマンショック後の円高を放置したこと で、「日銀がエルピーダを破たんさせたといってよい」と語った。ま た、「人口減がデフレの原因だというまともな学者はいないが、白川総 裁はそう言っている」と述べた。

一方で、「あまり財政を大盤振る舞いすると、また増税が必要にな り、経済にゆがみをもたらすことが心配」と言明。「自民党政権に一抹 の不安があるとすると、財政政策がないと金融政策は効かないと思って いる閣僚が存在することだ」と語り、財政拡張に懸念を示した。

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