邦人14人含む不明者確認、アルジェに要請-首相、外遊切り上げ

日本政府は、アルジェリアで発生し た武装組織による外国人拘束事件で不明者の安否を早急に確認するよう 米国などと共同で同国政府に要請する。菅義偉官房長官が18日午前の閣 議後の記者会見で明らかにした。東南アジアを歴訪中の安倍晋三首相 は、最後の訪問国インドネシアでの一部日程をキャンセルし、事件への 対応のため19日未明に帰国することになった。

菅氏によると、日揮から外務省に入った連絡では現地の日本人スタ ッフ17人のうち、安全確認が取れた人は3人で、残り14人の安否が確認 できていない。同氏は「現地時間の朝一番にも米、英、仏などの当事国 と共同してアルジェリア政府に対して現地の大使レベルで人質の安否に 関して早急に確認するよう強力に申し入れをする予定だ」と語った。

アルジェリア軍が日本政府などに事前通告なく軍事行動に踏み切っ たことについては「情報は錯そうしているが犠牲者が出たという報道も ある。その意味で今回のアルジェリア軍の行動は残念だ」と指摘した。

一方、安倍首相は18日、インドネシアのユドヨノ大統領との首脳会 談と共同記者会見をこなしたあと、予定していた政策スピーチを取りや める。19日未明に帰国し、そのまま首相官邸に向かう。菅官房長官が午 後の記者会見で発表した。

--取材協力:Isabel Reynolds. Editors: 杉本 等, 林純子

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