「大き過ぎてつぶせない」銀行は分割を-米ダラス連銀総裁

米ダラス連銀のフィッシャー総裁 は17日、大手と中小の金融機関の競争条件を平等にするために「大き過 ぎてつぶせない」とされる銀行の分割を提唱した。

同総裁はブルームバーグのワシントン支局でインタビューに応じ、 そうした大銀行を幾つかの事業体に再編すべきだと提案していると語っ た。その上で、分割後の商業銀行部門だけに連邦預金保険制度のセーフ ティーネットと連邦準備制度の連銀窓口貸し出しの利用を認めるべきだ と主張。この提案の「理由の1つ」が中小と大手の金融機関の「公平を 期す」ためだと説明した。

フィッシャー総裁は、大き過ぎてつぶせない銀行を容認する制度を 修正する「勢いが増している」と述べ、選挙が終わった今、こうした動 きが「一定の政治的な重み」を得ていると指摘した。

米政府監査院(GAO)は今月、JPモルガン・チェースやバン ク・オブ・アメリカ、シティグループといった大銀行が、大き過ぎてつ ぶせないという前提からどのような恩恵を受けているかについて調査す る方針を示した。将来の公的救済回避に向け政府が十分な取り組みをし ていないと主張するデービッド・ビター(共和、ルイジアナ州)、シェ ロッド・ブラウン(民主、オハイオ州)両上院議員の要請に基づく対応 だ。

フィッシャー総裁は、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)に ついて、「大き過ぎてつぶせない銀行に対処していないというだけでは ない。競争に過度の負担をかけている」と述べた。

原題:Fed’s Fisher Says Some Banks Should Be Restructured For Fairness(抜粋)

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