米上院委、鯨取引でJPモルガンの監視甘さ指摘へ-関係者

米銀JPモルガン・チェースと米通 貨監督庁(OCC)は、「ロンドンの鯨」の異名を取っていた同行のト レーダーによる取引損失に関して上院常設調査小委員会が近く公表する 調査報告書で、監視の甘さを指摘される見通しだ。事情に詳しい関係者 2人が明らかにした。

この問題の調査が非公開であることを理由に関係者が匿名で明らか にしたところによると、同報告書は数週間以内に発表される見込み。米 当局者は現在、「ボルカールール」の細部の詰めの作業を行っており、 今回損失につながった取引などの制限が盛り込まれる可能性がある。

グッデンハイム・セキュリティーズ傘下、ワシントン・リサーチ・ グループの政策担当シニアアナリスト、ジャレット・サイバーグ氏は 「これにより、ボルカールールでいわゆるポートフォリオヘッジを確実 に禁止するよう当局者に一段の圧力がかかる」と指摘。「このような報 告書で、ポートフォリオのヘッジに関する例外規定を引き続き狭い範囲 にとどめるよう求める圧力が維持される」と付け加えた。

JPモルガンの広報担当ジェニファー・ズッカレッリ氏とカール・ レビン調査小委員長の広報担当タラ・アンドリガ氏、OCCのボブ・ガ ーソン報道官はいずれもコメントを控えた。

原題:Levin Report on JPMorgan Whale Said to Fault OCC Risk Oversight(抜粋)

--取材協力:Dawn Kopecki、Jesse Hamilton.

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