ブラジル株:ボベスパは上昇-中銀の金利据え置き方針で

17日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が2週間ぶり高値に上昇。ブラジル中央銀行は16日の金 融政策委員会で、インフレ率が中銀目標を上回る伸びとなる中で、今後 も政策金利を過去最低水準に据え置くことを示唆した。

オンライン小売りのB2Wコンパニア・グローバル・ド・バレジョ は6.2%上昇し、1カ月ぶり大幅高。内需関連株が買われた。住宅建設 会社のロッシ・レジデンシアルは3.8%値上がりし、住宅建設株の上げ をけん引。

一方、鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コンパニア・シデルルジ カ・ナシオナル、CSN)は3.7%下落。ドイツの同業ティッセンクル ップが米州に保有する工場を38億ドルで買収する提案を行ったと、ダ ウ・ジョーンズ(DJ)通信が伝えたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比0.7%高の62194.06と、4日以来の高値で終 了。通貨レアルは0.2%高の1ドル=2.0388レアル。ブラジル中銀は16 日、政策金利を7.25%に維持することを決めた。同中銀は声明で、「長 期にわたって」金利を安定させることが最善の戦略だとの見解を示し た。

証券会社オマール・カマルゴのアナリスト、フェリペ・ロシャ氏は 電話取材に対し、「低水準の政策金利は特に融資を頼りにしている企業 にとって好ましい」と指摘。「投資家は中銀がインフレを懸念し、景気 てこ入れに向けた他の手段を模索していることを理解している」と述べ た。

原題:Bovespa Rises to Two-Week High on Central Bank’s Rate Signal(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE