キャピタル・ワン:10-12月利益は予想下回る-引当金積み増し

米銀キャピタル・ワン・ファイナン シャルの昨年10-12月(第4四半期)決算は、利益がアナリストの予想 を下回った。貸倒引当金を積み増したことが響いた。同社は収入の半分 以上をクレジットカード事業から得ている。

17日の発表資料によると、10-12月期の純利益は8億4300万ドル (約760億円、1株当たり1.41ドル)と、前年同期の4億700万ドル (同88セント)から増加した。ブルームバーグがまとめたアナリスト21 人の予想平均は1.59ドルだった。

リチャード・フェアバンク最高経営責任者(CEO)は2005年以 降280億ドル余りを投じ、HSBCホールディングスの米カード事業な どの企業買収を進めている。昨年はINGグループのオンライン銀行部 門も買収し、預金量を800億ドル余り増やした。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ジェーソン・アーノ ルド氏は決算発表前の電話取材で、買収が貸倒引当金に影響を与えてい ると指摘。「今後1年間で貸倒引当金が若干増加しても驚かないだろ う」と述べた。

キャピタル・ワン株はニューヨーク市場で午後4時52分(日本時 間18日午前6時52分)現在、57.37ドルに下落。通常取引の終値は61.59 ドルだった。年初からは6.3%上昇しており、24銘柄で構成される KBW銀行指数の4.6%上昇を上回っている。

原題:Capital One Misses Estimates on Increase in Loss Reserves (1)(抜粋)

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