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ボーイング787、同時製造のバッテリーが原因の可能性も

米当局とボーイングは同社の最新 鋭旅客機「787」(ドリームライナー)の2件のトラブルについて、 同じバッチ(一回の作業で製造する数量単位)のバッテリーが原因であ るかどうかを調査している。事故に詳しい関係者2人が明らかにした。 日米両当局は同型機の運航の一時停止を命じている。

それが事実なら、トラブルを引き起こした不具合は少数の787に 限定され、同型機のエンジニアリングや設計、製造に関する体系的な欠 陥ではなくなり、運航が早期に再開される可能性がある。同関係者によ ると、調査に関する情報は初期段階のもので、他の原因も排除していな い。

2011年にB787を認可した米連邦航空局(FAA)は16日、リチ ウムイオン電池が「安全で規制を順守している」ことを航空会社が証明 できるまで運航停止を命じた。FAAは航空会社がどう証明するかにつ いては言及しなかった。

特定の旅客機モデルについてFAAが全面的な運航停止を命じたの は34年ぶり。全日本空輸の運航したB787はバッテリー不具合の警告 が表示されたため、緊急着陸。これを受けて同社と日本航空は16日、同 型機24機の運航を中止した。FAAの運航停止命令をきっかけに、全日 空機のバッテリー不具合警告や日航機の出火の原因究明と改修に向けた 動きが本格化したが、日米の調査当局やFAAはこれまでのところ原因 について言及していない。

バッテリーを製造したGSユアサは、B787の不具合はバッテリ ーだけの問題ではない可能性があるとの見解を示している。ボーイング の広報担当、マーク・バーテル氏は調査に関連することはコメントでき ないと述べた。GSユアサの一部門、GSバッテリーの広報担当ピータ ー・クインラン氏はコメントを控え、バッテリーを含む電力変換装置を 製造した仏タレスに照会を求めた。

原題:Bad Battery Batch Said to Be Probed as Cause of Dreamliner Fault(抜粋)

--取材協力:Mary Jane Credeur、向井安奈、Jeff Plungis、Thomas Black、Robert Wall、Andrea Rothman、David Fickling、Madhura Karnik.

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