欧州株:上昇、増収で小売り銘柄高い-米住宅着工件数も好感

17日の欧州株式相場は1週間ぶり大 幅高となった。小売り銘柄が増収を手掛かりに上昇したほか、昨年12月 の米住宅着工件数が予想を上回る伸びとなったことも買い材料となっ た。

小売りではフランス最大手のカルフールのほか、スーパーのフー ド・ライオンを保有するベルギーのデレーズ・グループや英アソシエー テッド・ブリティッシュ・フーズが大幅高。産金会社ペトロパブロフス クはここ4カ月で最大の上げ。産金量が予想を上回った。一方、ドイツ の経営管理ソフトウエアメーカー、SAPは1.5%安。シティグループ が投資判断を引き下げた。

ストックス欧州600指数は前日比0.5%高の287.35で終了。これは9 日以降で最大の値上がり。年初来では2.7%上げている。

三菱UFJ投信の欧州株式責任者、マイケル・モリス氏(ロンドン 在勤)は、米経済指標について「米国の多くの地域で市場が回復しつつ あることが一段と確認された」とし、「これは上昇基調にあるという新 たな兆候だ。ここしばらくは前向きな兆しが見られ、谷間はとっくに過 ぎたと言えるだろう」と続けた。

米商務省が発表した昨年12月の住宅着工件数(季節調整済み、年率 換算、以下同じ)は前月比12.1%増の95万4000戸。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は89万戸への増加だった。

この日の西欧市場では、アイスランドを除く17カ国で主要株価指数 が上昇した。

原題:European Stocks Advance on Retailer Rally, U.S. Housing Starts(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh.

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