米失業保険申請:33.5万件に減少-年末商戦後の季節調整難か

先週の米新規失業保険申請件数は予 想以上に減少して5年ぶりの低水準となった。

米労働省が発表した12日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整 済み)は、前週から3万7000件減少して33万5000件と、2008年1月19日 終了週以来の低水準。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス ト予想の中央値は36万9000件への減少だった。労働省によると、年末商 戦後の解雇者に対する季節調整が困難なことを反映している可能性があ る。前週は37万2000件(速報値37万1000件)に修正された。

ソシエテ・ジェネラルのシニア米国エコノミスト、ブライアン・ジ ョーンズ氏(ニューヨーク在勤)は「労働市場は確かに改善している」 と指摘。季節調整の問題があるにしても「これは良い統計だ。失業保険 申請件数がかなりの低水準にとどまる可能性がある」と述べた。

1月の最初の数週間は通常、季節調整前の数値がその年の最高に増 加する。労働省が季節調整を実施するに際し、今週の増加幅は同省の予 想を下回った。同省関係者は2007年と08年の1月に起こった似たような 現象を指摘しながら、「このゆがみは短期間で終わる傾向がある」と説 明した。

比較的変動の少ない4週移動平均は35万9250件と、前週の36万6000 件から減少した。失業保険の受給者総数は1月5日までの1週間で8 万7000人増加して321万人。

原題:Jobless Claims in U.S. Fell to Lowest Level in Five Years (2)(抜粋)

--取材協力:Ainhoa Goyeneche.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE