リオ・ティント:アルバネーゼCEO退任,評価損140億ドル計上

世界2位の鉱山会社、英・オースト ラリア系リオ・ティントは17日、トム・アルバネーゼ最高経営責任者 (CEO)の退任を発表した。同CEOが進めた企業買収絡みで評価損 約140億ドル(約1兆2400億円)を計上することも明らかにした。

同社の発表資料によると、収益率が最も高い鉄鉱石部門の責任者を 務めるサム・ウォルシュ氏が同日付でCEOに就任する。モザンビーク の石炭会社リバーズデール・マイニングの買収を手掛けたダグ・リッチ ー氏も退任する。リオは2011年に39億オーストラリア・ドル(約3660億 円)で買収したリバーズデールの資産評価額を約30億ドル引き下げる。

ペンガナ・グローバル・リソーシズのファンドマネジャー、リッ ク・ロンジ氏(メルボルン在勤)は「ウォルシュ氏の評判は良い」と述 べ、「鉄鉱石部門はリオ全体の利益の約80%を占めているので、同氏が 会社の収益の大半を基本的に担っている。社内でCEOの後任を探すな ら、ウォルシュ氏の昇進は理にかなっている」と続けた。

評価損の大半(100億-110億ドル)はアルミ事業での計上で、アル バネーゼ氏が2007年に380億ドルで買収したアルキャン絡み。同事業に ついては昨年2月、89億ドルの評価引き下げを既に行っている。

原題:Rio CEO Albanese Steps Down as $14 Billion Writedown Looms (1)(抜粋)

--取材協力:Andrew Hobbs.

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