【個別銘柄】シャープやソニー大幅高、GSユアサ続落、一休が急騰

きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

シャープ(6753):前日比7.3%高の338円。中国のレノボ・グルー プとテレビ事業で提携する方向で最終調整に入った、と17日付の日本経 済新聞朝刊が報じた。南京市にある液晶テレビ工場をレノボに売却した 上で、中国向けテレビの開発・販売で合弁事業を始める、としている。

ソニー(6758):5.7%高の1024円。ゴールドマン・サックス証券 は16日付で同社の投資判断を「売り」から「中立」に、目標株価を690 円から940円に引き上げた。円安を加味して2014年3月期の業績予想を 上方修正したほか、株価は下値余地が縮小した、との見方を示した。

ジーエス・ユアサコーポレーション(6674):5%安の305円。ボ ーイング787で相次いでトラブルが発生している問題を受けて、米連 邦航空局は787運航の一時停止を命令した。787を運航させている 米国の航空会社はバッテリーの安全性を示す必要があるとしている。 GSユアサは、787で使われているバッテリーを製造している。

NEC(6701):5%高の210円。野村証券は17日付の投資家向け メモで、半導体やPCなど市況変動の影響を受ける事業を連結から外し たことに加え、スマートフォン(多機能携帯端末)の普及による通信設 備投資増加の恩恵を受け13年3月期の営業利益は会社計画を上回るペー スが続いていると指摘。円安効果もあり14年3月期以降の業績予想を上 方修正し、目標株価を145円から210円に引き上げた。

ゼネコン:鹿島(1812)が4.1%安の278円、大林組(1802) が4.3%安の473円など。クレディ・スイス証券は16日付のリポート で、12年度補正予算案が閣議決定し、公共投資の増加が数字として確認 されたため、材料出尽くしでゼネコンはいったん利益確定売りのタイミ ングになる、との見方を示した。過去3カ月でスーパーゼネコンの株価 は30%程度上昇したが、株価が織り込んだほど各社の利益水準は向上し ない、としている。

ホンダ(7267):1.7%高の3335円。クレディ・スイス証券は16日 付で目標株価を2570円から3600円に引き上げた。コンパクトシリーズの グローバル展開が14年以降であることから、為替を除く本格的な業績拡 大局面は15年3月期以降になると予想した。投資判断は「中立」継続。

コマツ(6301):1.6%高の2302円。シティグループ証券は投資判 断を「中立」から「買い」に、目標株価を2000円から2800円に引き上げ た。自民党政権復活に伴う国内建機需要拡大の見通しや米レンタル業界 のシェア拡大に向けた取り組み、中国掘削機需要の底入れの可能性など が追い風になる、との見方を示した。

日揮(1963):2%安の2667円。アルジェリアで遂行中のプラント 建設現場で同社の現場駐在員が16日に拘束されたとの情報を受けた、と きょう朝方にウェブサイトで発表した。政府はきょう午前、事件への対 応を協議するための対策本部を開き、同駐在員の救出に向けてあらゆる 対策を講じる方針を確認した。

コニカミノルタホールディングス(4902):1.5%高の660円。ジェ フェリーズは、17日付で同社の投資判断を「ホールド」から「買い」 に、目標株価を500円から850円に引き上げた。VA-TACフィルムの シェア縮小懸念は行き過ぎとの見方を示し、13年3月期連結営業利益予 想を485億円から490億円、14年3月期を500億円から525億円にそれぞれ 増額した。

一休(2450):9.4%高の7万3700円。昨年12月に全日本空輸と提 携して始めた航空券と宿泊施設とのパッケージ旅行の予約が好調で、13 年3月期の単独経常利益は従来予想を1億円上回る、前期比5割増の16 億円前後になりそう、と17日付の日経新聞朝刊が報じた。前期並み の1100円としている年間配当も積み増す可能性がある、としている。

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