豪州:昨年12月の雇用者数、予想外の減少-失業率5.4%に上昇

オーストラリアの昨年12月の雇用者 数はエコノミストの予想に反して減少した。失業率は上昇しており、鉱 業以外の産業の弱さが雇用を妨げていることが示された。

豪統計局が17日発表した12月の雇用者数は前月比5500人減。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト27人の予想中央値は4000人 増だった。11月は1万7100人増に改定された。12月の失業率は5.4% と、前月の改定値(5.3%)を上回った。

同指標は、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が先月決定し た2012年で4回目となる利下げの正当性を裏付ける形となった。商品安 と通貨上昇でBHPビリトンなどの鉱山会社はプロジェクトを先送り し、人員を削減。建設部門の落ち込みでボーラルなどの建材メーカーも 雇用縮小を余儀なくされている。

フォーキャストのエコノミスト、セレステ・テイ氏(シンガポール 在勤)は統計発表前に、「主要な雇用指標はすべて労働市場の弱さが続 いていることを示している」と指摘。「今年前半は引き続き労働市場の 弱さが課題になるとみている」と述べた。同氏は12月の雇用者数を5000 人減と予想していた。

12月のフルタイム雇用者数は1万3800人減。パートタイム雇用者数 は8300人増加した。労働参加率は65.1%と、前月と同水準だった。

原題:Australian Employers Unexpectedly Cut Jobs, Lifting Unemployment(抜粋)

--取材協力:Daniel Petrie.

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