中国:インフラ投資支えに減速局面から脱出か-18日にGDP

中国経済は7四半期連続の減速から 抜け出すもようだ。政府のインフラプロジェクトが支えとなっているほ か、抑制されたインフレが当局に金融引き締めを見送る余地を与えてい る。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト53人を対象に実施した調 査によると、中国国家統計局が18日発表する2012年10-12月(第4四半 期)の国内総生産(GDP)は前年同期比7.8%増(予想中央値)の見 通し。7-9月(第3四半期)は7.4%成長で、3年ぶりの低い伸びだ った。

鉄道や道路プロジェクトによる景気押し上げ効果が薄れ、当局がイ ンフレ率の上昇などに対処することで、今年7-12月(下期)に回復の 勢いが衰えるリスクもある。中国の経済成長率は下降から上昇に転じる 見通しではあるものの、賃金上昇や世界需要の弱さから輸出の伸びが抑 えられ、成長ペースは過去20年の平均である10%に届かない状態が続い ている。

野村ホールディングスの中国担当チーフエコノミスト、張智威氏 (香港在勤)は「現在の景気回復は金融・財政政策の緩和措置が主な原 動力になっている」と述べた上で、「緩和策の勢いが衰えれば、成長は 再び下降線をたどる可能性がある」と指摘した。

18日発表予定のその他の中国指標では、12月の工業生産が前年同月 比10.2%増加し、前月の10.1%増を上回る伸びとなったもよう。12月の 小売売上高は15.1%増の見通し。前月は14.9%増だった。見通しはいず れもエコノミストの予想中央値。

原題:China Set to Exit Slowdown as Government Supports Infrastructure(抜粋)

--取材協力:Ailing Tan、Cynthia Li.

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