ルネサス:早期退職で3千数百人を追加削減へ-9月末に

官民による支援で再建中の半導体企 業ルネサスエレクトロニクスは、早期退職優遇制度の実施により、国内 の40歳以上を主体とする従業員を追加削減する。上限は定めていないが 3千数百人の応募を想定しており、退職予定は9月末。17日に労組に申 し入れた内容として発表した。

ルネサスでは同制度を通じ昨年10月末に約7500人が退職。同12月に 官民ファンドの産業革新機構やトヨタ自動車など8社から計1500億円の 出資を受けると発表した際、機構と追加削減を協議するとしていた。一 連の早期退職実施前の昨年6月末の連結人員は4万2700人。

同社は追加の早期退職と合わせ、国内販社の本体への統合や設計会 社などの再編を10月に実施することも組合に申し入れた。一連の再編策 が業績に与える影響は現時点で未定で、確定次第公表するとしている。

ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は「従来から人 員削減の方向性は打ち出されており、驚きはない」と指摘。今後の株価 上昇には「収益性改善の確度が高まる必要がある」と述べた。ルネサス 株価の午前終値は、前日比0.7%安の289円。

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