ゴールドマン、増収でも報酬に自制示す-投資家は拍手喝采

2007年の高額報酬でウォール街の歴 史を塗り替えた米ゴールドマン・サックス・グループは一転、報酬を強 く抑制する姿勢を示した。

12年の収入に対する報酬の割合は38%と前年の42%から低下し、09 年以来で最低。同社が16日に明らかにした。報酬を抑えたことは、12 年10-12月(第4四半期)の市場予想以上の好業績や株主資本利益率 (ROE)の大幅向上に寄与した。ROEは10.7%と前年の3.7%から 上昇した。

ボストン・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)、マイケ ル・ボーゲルザン氏は、「ボーナスがばかげた額に膨らんでいく時期よ りも投資しやすい」と述べた。「業界には膨大な過剰労働力があり、こ れが引き続き労働コストを押し下げている」と解説した。

それでも、ゴールドマンは12年の報酬が前年から増えた数少ない大 手金融機関の一つのようだ。収入が19%増加した一方、従業員数は3% 減少したためだ。経費は1%増にとどまった。

メンドン・キャピタル・アドバイザーズのアントン・シャッツ社長 は経費に関するこのような自制こそはゴールドマンの投資家が待望して いたものだとして、「株主にとってはエキサイティング」な展開だと語 った。

16日のゴールドマン株は前日比4.1%高と昨年3月以来の大幅上昇 で終了した。

原題:Goldman Keeping Lid on Pay Amid Revenue Rebound Cheers Investors(抜粋)

--取材協力:Michael J. Moore.

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